50年先の食卓にも、
旨いまぐろを。

問屋だからこそ、やれること。

適正な価格で売り、漁師、飲食店、まぐろの価値を取り戻すこと。
新鮮な状態で食卓に届けるために、品質を担保し続けること。
消費するエネルギー量を少しでも抑え、環境を守っていくこと。

そのために、明日のお客さんだけでなく
次と、その次の世代を見据え、商売をせねばなりません。

三浦三崎を含め、日本のまぐろ市場は縮小する一方。 しかし、海外では拡大しています。
国内では安いものしか売れず、良いまぐろは海外で高く売れるからです。
このままでは50年を待たず、日本のまぐろ市場が潰れてしまう。

旨いことは当たり前。
その当たり前を未来に繋げていくために、我々と歩んでもらいたい。

環境にいい、身体にいい、関わる人や選ぶ人にとっていい。
だから、恵のまぐろは格別に旨い。

私たちは、まぐろと地球の未来のために、行動し続けます。

トラック一台、黄色い幌(ホロ)馬車を身一つ運転し、
まぐろの行商を始めたことが全ての始まりでした。

当時三崎は、連日まぐろ船が入港し、
行商が行き交い、市場には毎日1,000本ほどのまぐろが並んでいました。
やがて三崎まぐろの評判を聞きつけた仲買人が集まるようになり、
卸業へと転換していきました。

卸業を始め、"人と知り会う"ことによって販路が自然と出来上がっていった楽しさ、
まぐろを売りながら"人との出会い"に喜びを見出し、
その"人"に恵まれ、今があります。

競り場に出された時に、三崎の場合においては、尾を一尾一尾切断して解凍し、
それを目利きが魚の良し悪しを判断して入札(せり)します。
入札にかけられ市場に並んだときに、どれだけの価値があるのか。
どんなに良い目利きでも失敗もあり、
しかしながらそれ以上の価値を見い出せる時もあるのです。

今や"まぐろ"は世界共通語になっています。
"マグロ イコール ニッポン"

三崎という地域のみならず、大きな視野に立ち、
日本全体でこのニッポンブランドを守り、
発信していくことに寄与することが弊社の大きな使命でもあります。